群馬県教科書販売株式会社
 
学校

第71回青少年読書感想文全国コンクール課題図書

 
  小学校低学年
出版社 書名 定価(税込) 著(編)者
中央公論新社 ライオンのくにのネズミ 1,760 さかとく み雪 作
ライオンのくにに引っ越したネズミの家族。使う言葉も習慣も体の大きさも違う彼らはわかりあうことができるのか?書店員が選ぶ絵本新人賞2024大賞受賞作。
PHP研究所 ぼくのねこポー 1,430 岩瀬成子 作
松成真理子 絵
ぼくがひろったのは、すてねこなのかな?学校からのかえり道に見つけたねこ。のらねこなのかな?それともすてねこ?ぼくんちのねこになってくれたらいいな。小学校低学年から。
ひさかたチャイルド ともだち 1,760 リンダ・サラ 作
ベンジー・デイヴィス 絵
しらいすみこ 訳
ぼくとエトは、だいのなかよし。だんボールばこをおかのうえまでひっぱっていっては、はこのなかにはいってあそぶ。これって、さいこうにおもしろいんだ。あるひ、しらないおとこのこがなかまにいれてほしいとやってきた。エトは「いいよ!」っていったけど、ぼくのほんとうのきもちは…。新しいともだちがあらわれ、揺れる「ぼく」の気持ちを丁寧に描いたものがたり。
アリス館 ワレワレはアマガエル 1,870 松橋利光 文・写真
ワレワレの体のひみつ、おたまじゃくしからの大変身、見せてやるぞ!
 
  小学校中学年
出版社 書名 定価(税込) 著(編)者
あかね書房 ふみきりペンギン 1,430 おくはらゆめ 作・絵
ゆうとはペンギンの話を、るりは白いヘビのうわさを、ななこは鏡のライオンを、そうすけはフクロウの占いを、聞いたり、見たり、かんじたり…。「ふつうとは?」を決めつけず、それぞれの自分らしさを肯定する、ある町の小学三年生の物語。
文研出版 バラクラバ・ボーイ 1,540 ジェニー・ロブソン 作
もりうちすみこ 訳
黒須高嶺 絵
バラクラバ帽をかぶった転入生のトミーがやってきた。なぜトミーは帽子をかぶってるの?あの帽子の下には何がかくされている?ぼくとドゥミサニのたいくつな日々は、「バラクラバ・ボーイ」によって大きく変わったんだ。小学中級から。
童心社 たった2℃で…:地球の気温上昇がもたらす環境災害 1,980 キム・ファン 文
チョン・ジンギョン 絵
地球の平均気温が2℃あがると、環境災害がはじまる。人間は、野外活動ができなくなる。海の魚たちの大量死、大移動がおこる。海の生きものの種の25%がくらすサンゴ礁がきえる。虫が、ばくはつてきにふえて生態系の混乱がおこる。そして…
河出書房新社 ねえねえ、なに見てる? 1,793 ビクター・ベルモント 絵と文
金原瑞人 訳
多様性と他者理解について知るSDGs絵本。科学者のママ、ゲーム好きのパパ、音楽家のおじさん…同じ場にいても、見ているもの、その見え方はまったくちがう!?きみには、どんなふうに見えてる?
  小学校高学年
出版社 書名 定価(税込) 著(編)者
講談社 ぼくの色、見つけた! 1,650 志津栄子 作
末山りん 絵
「あれ、あれれ。おまえ、チョコレートを食べたのかぁ」ぼくの絵を見て、最初に笑ったのは足立友行だ。「口にチョコレートがついてるよ」口にチョコレートがついているって?ぼくは自分の描いた似顔絵をまじまじと見た。これ、口の色じゃなかったのか。―自分の「世界の見え方」に向き合い、自分なりの「光」を見つけていく物語。第24回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞作家の最新作!
徳間書店 森に帰らなかったカラス 1,760 ジーン・ウィリス 作
山ア美紀 訳
一九五七年、ロンドン郊外の町。11歳の少年ミックは、近所の森で、ケガをしたニシコクマルガラスのひなを見つけた。父さんや母さん、親友ケンの手を借りつつ、けんめいに手当てをするうち、ひなはすっかりミックになつく。ジャックと名づけられたひなは成長し、やがて、地域のみんなに知られる人気者になるが…?人々の心に第二次世界大戦の傷あとが残る、一九五〇年代のイギリスを舞台に、少年が動物とふれあい成長するすがたを描く。ロンドン動物園の元主任飼育員の少年時代の実話にもとづく、心あたたまる児童文学。
ほるぷ出版 マナティーがいた夏 1,760 エヴァン・グリフィス 作
多賀谷正子 訳
11歳の夏休み、ピーターはすべてうまくやれるはずだった。「生き物発見ノート」を完成させ、認知症のおじいちゃんのお世話をし、けがをしたマナティーを守る。それなのに―。変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。
岩崎書店 とびたて!みんなのドラゴン:難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険 1,650 オザワ部長 著
内気で人前で話すことができないマナミが通う小学校にはただひとつの部活動、合唱部があった。上手なだけじゃない、部員たちの輝く姿を見て、マナミは入部を決意する。でも、4月から顧問になった先生には、ある秘密があった―
  中学校
出版社 書名 定価(税込) 著(編)者
小峰書店 わたしは食べるのが下手 1,760 天川栄人 作
少食で食べるのが遅い葵は、食事の時間が苦手。とくに給食は…。「小林さんさ、たぶん君、会食恐怖症だわ」無理に油淋鶏を飲みこんで気持ちが悪くなった葵は、保健室でクラスの問題児、咲子にそう言われる。実は咲子も、食にかかわるある悩みを抱えていた。そんな二人は、新任のイケメン栄養教諭に焚きつけられて、給食改革に乗り出すことに…。わたしたちが望む給食って、いったいどんなだろう?
あすなろ書房 スラムに水は流れない 1,760 ヴァルシャ・バジャージ 著
村上利佳 訳
人は、水なしでは生きていけない。でも、ほんとうに必要なのはそれだけじゃない。家族、友情、シスターフッド、大人になるということ…手に汗にぎる!青春ストーリー。
くもん出版 鳥居きみ子:家族とフィールドワークを進めた人類学者 1,540 竹内紘子 著
人類学者・鳥居きみ子をはじめて描いた人物伝。夫・龍蔵や家族とともに、まるで探検するようなフィールドワーク(野外調査)を進めた鳥居きみ子。人類学のなかでも、昔から伝わる生活・風習・伝説・歌などを調べる民族学を切り開きました。さまざまな困難に直面しながらも、龍蔵に対する大きな信頼と度胸のよさでつきすすんだきみ子。これまで紹介されることがなかった人物の生涯を描きます。
  高等学校
出版社 書名 定価(税込) 著(編)者
実業之日本社 銀河の図書室 1,870 名取佐和子 著
県立野亜高校の図書室で活動する「イーハトー部」は、宮沢賢治を研究する弱小同好会だ。部長だった風見先輩は、なぜ突然学校から消えてしまったのか。高校生たちは、賢治が残した言葉や詩、そして未完の傑作『銀河鉄道の夜』をひもときながら、先輩の謎を追っていき―。物語を愛するすべての人へ贈る、青春小説の金字塔!
作品社 夜の日記 2,420 ヴィーラ・ヒラナンダニ 著
山田 文 訳
ニューベリー賞オナー賞受賞作!イギリスからの独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。少女とその家族は安全を求めて、長い旅に出た。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。
紀伊國屋書店 「コーダ」のぼくが見る世界:聴こえない親のもとに生まれて 1,760 五十嵐 大 著
コーダ(CODA)=聴こえない/聴こえにくい親のもとで育つ、聴こえる子ども。もし、親の耳が聴こえたら―なんて、想像もつかなかった。ときに手話を母語とし、ときにヤングケアラーと見なされて、コーダは、ろう者とも聴者とも違う複雑なアイデンティティを抱えて揺れ動く。映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』原作者の最新エッセイ集。
 
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